Last updated on 2025-04-10, by bianca
初心者でもすぐ分かる!yt-dlpの使い方を徹底解説!

YouTube動画をダウンロードできるツールといえば、「yt-dlp」を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。yt-dlpは、YouTubeをはじめとするさまざまな動画共有サイトから動画をダウンロードできる高機能なコマンドラインツールです。
ただし、「コマンドライン」と聞くと、難しそうな印象を持つ方もいるかもしれません。
そこで本記事では、コマンドの知識がない初心者でもすぐに理解できるよう、yt-dlpの使い方をわかりやすく徹底解説していきます。
目次CLOSE
- • YouTube、TVer、ニコニコ動画、Dailymotion、SoundCloudなどの1000以上のサイトから動画や音楽をダウンロードできる
- • ダウンロードする動画やオーディオの品質を指定できる
- • 最大5つの動画を同時にダウンロードできる
- • YouTube 再生リストの動画を一括ダウンロードできる
- • 登録したYoutubeチャンネルから更新された動画を検知して、自動的にダウンロードする
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yt-dlpとは
yt-dlpとは、YouTubeをはじめとするさまざまな動画共有サイトから、動画や音声をダウンロードするための高機能なオープンソースツールです。もともとyoutube-dlというツールから派生したもので、より多くの機能が追加され、さまざまな改良が施されています。
yt-dlpは1000以上のサイトに対応しており、YouTube、ニコニコ動画、Twitter、TikTokなどのコンテンツを簡単にダウンロードできます。さらに、字幕や音声トラックの抽出、再生リストの一括ダウンロード、特定の時間範囲での動画取得など、多彩な機能を備えています。
コマンドラインでの操作が必要なため、初心者にはややハードルが高いかもしれませんが、慣れると非常に効率的に活用できます。
yt-dlpをインストールする方法
次に、Windowsでyt-dlpをインストールする方法を説明します。
1. 公式サイトからダウンロード
・GitHubの公式ページから最新バージョンの「yt-dlp.exe」をダウンロードします。

・ダウンロードしたファイルを見つけやすいフォルダ(例:D:\yt-dlp\)に保存します。
・ファイルのパスをコピーします。

2. 環境変数の設定
・コントロールパネルを起動して、「システムとセキュリティ」>「システム」の順に選択します。
・左側の一覧から「システムの詳細設定」をクリックします。

・「環境変数」を選択します。

・「変数」欄で「Path」の項目をクリックして選択し、「編集」をクリックします。

・「変数値」の欄に先ほどコピーしたパスを貼り付けます。

3. FFmpegのインストール
動画と音声を結合するために必要な「FFmpeg」をダウンロードします。
・gyan.devからFFmpegの圧縮ファイル(ffmpeg-release-full.7zが推奨)をダウンロードします。

・ダウンロードした圧縮ファイルを解凍し、「bin」フォルダにある「ffmpeg.exe」ファイルを、D:\yt-dlp\に移行します。

yt-dlpの基本的な使い方
次に、基本的なコマンドでYouTube動画をダウンロードする方法を説明します。
1. CMDを起動
・「Windows」キー + 「R」キーを同時に押し、「cmd」と入力して Enter キーを押すと、コマンドプロンプト(CMD)が起動します。

2. YouTube動画をダウンロード
・以下のコマンドを入力することで、動画をダウンロードできます:
yt-dlp [動画URL]
・例:
yt-dlp https://www.youtube.com/watch?v=example
上記のコマンドを実行すると、デフォルト設定で最高画質のYouTube動画がダウンロードされます。

yt-dlpの応用的なコマンド
以下の便利なオプションを使うことで、yt-dlpをより柔軟に活用できます。
オプション | コマンド |
---|---|
最高画質&音質でダウンロード | yt-dlp -f “bestvideo+bestaudio” [動画URL] |
時間指定してダウンロード | yt-dlp –download-sections “*10:00-20:00” [動画URL] |
音声のみをダウンロード | yt-dlp -x –audio-format mp3 [動画URL] |
プレイリスト全体をダウンロード | yt-dlp [プレイリストURL] |
動画や音声のフォーマットを指定してダウンロード | yt-dlp -f bestvideo[ext=mp4]+bestaudio[ext=m4a] [動画URL] |
音声と映像を結合する際の出力フォーマットを指定 | yt-dlp –merge-output-format mp4 [動画URL] |
動画の字幕ファイルをダウンロード | yt-dlp –write-sub –sub-lang ja [動画URL] |
yt-dlpでエラーが出てダウンロードできない時の代替案
yt-dlpでエラーが発生する場合、特にYouTubeのセキュリティ対策や認証が原因でダウンロードが失敗することがあります。このような場合、代替ツールとして「CleverGet YouTube動画ダウンロード」を使用することをおすすめします。
「CleverGet YouTube動画ダウンロード」は、コマンドライン操作が不要で、動画のURLを貼り付けるだけでダウンロードできるため、初心者でも簡単に使えます。
このソフトは、YouTubeをはじめとする多数の動画共有サイトに対応しており、yt-dlpでは対応が難しい8Kの高画質動画もダウンロード可能です。保存形式もMP4やMKVなど多彩なフォーマットに対応しています。さらに、地域制限や年齢認証が必要な動画でも、ブラウザ連携なしでダウンロードできるのが特長です。また、プレイリストの一括ダウンロードや、複数動画の同時ダウンロードといった便利な機能も備えており、より効率的に作業を進めることができます。

【安全で万能】1000+サイトから動画をダウンロード・保存できるソフト
- 【高性能】1000以上の動画配信サイトから動画や音楽を簡単にダウンロード
- 【MP4】TikTokの動画をMP4/MKVに保存し、様々なデバイスで再生できる
- 【高画質】最大4Kまでの高画質でTikTok動画をダウンロード
- 【時間節約】プレイリストから複数の動画を一括ダウンロード
- 【高速】動画を高画質で高速保存、字幕/吹替/副音声を保存可能
- 【多機能】埋め込み動画やストリーミング動画を簡単に変換保存
- 【使いやすい】直感的な操作画面、初心者でも使い勝手
- 対応OS:Windows 11/10/8/7、Mac OS 10.15…/15
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CleverGetでYouTube動画をダウンロードする手順:
yt-dlpに関するよくある質問
yt-dlpで動画をダウンロードした保存先は?
yt-dlpでダウンロードした動画の保存先は、デフォルトではコマンドを実行したディレクトリ「C:\Users\ユーザー名」に保存されます。
また、コマンド実行時に-o(または–output)オプションを使用して保存先を自由に指定することも可能です。
例:
yt-dlp -o “D:/Videos/” [URL]
このコマンドでは、動画がD:/Videos/フォルダ内に保存されます。
yt-dlpを最新バージョンに更新するには?
yt-dlpは頻繁に更新されます。yt-dlpには自己更新機能があり、以下のコマンドで更新できます:
yt-dlp -U
yt-dlpで年齢制限がある動画をダウンロードするには?
年齢制限がある動画をダウンロードするには、YouTubeにログインした状態のクッキーを使用する必要があります。以下の手順で設定を行います:
1. クッキーの取得:
・ブラウザでYouTubeにログインし、クッキーをエクスポートします。クッキーのエクスポートには「EditThisCookie」などのブラウザ拡張機能を使用できます。
・エクスポートしたクッキーを「cookies.txt」形式で保存します。
2.クッキーを使用してダウンロード:
以下のコマンドを実行してクッキーを指定します:
yt-dlp –cookies cookies.txt
このコマンドにより、ログインが必要な動画や年齢制限付き動画をダウンロードできます。
yt-dlpの安全性は?
yt-dlpのソースコードはGitHubで公開されており、世界中の開発者によって常に監視・管理されています。万が一、不正なコードが含まれていた場合でも、迅速に指摘され、修正が行われます。
また、yt-dlpは現在も活発にメンテナンスされており、セキュリティ上の脆弱性が発見された際にも素早く対応されます。
ただし、yt-dlpを使用する際は、必ず公式のGitHubリポジトリからダウンロードすることを推奨します。非公式な配布元から入手した場合、マルウェアが含まれている可能性があるため、注意が必要です。
まとめ
yt-dlpは、YouTubeやその他の動画共有サイトから動画や音声をダウンロードできる強力なツールです。インストールは簡単で、基本的な使い方から応用的なコマンドまで、幅広い機能を備えています。
ただし、エラーが発生してダウンロードできない場合や、コマンドラインの操作が難しく感じる方には、代替ツールとして「CleverGet YouTube動画ダウンロード」の利用を検討するとよいでしょう。コマンド入力が不要なため、プログラミングの知識がなくても簡単に利用できます。